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出版物・パンフレット | 理化学研究所 計算科学研究センター(RCCS)

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(1)
(2)

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(3)

巻頭言

一般財団法人高度情報科学技術研究機構

理事長

昌弘

「京」

の共用が開始されてから

年、

研究成果が続々と

生み出されています。

成果発表データベースに登録された

「京」についての研究成果は

年度末で約

件に

達し、

このうち査読付き論文数は約

件となっています。

利用終了後

日以内に提出を義務づけられている利用

報告書は

件全てが

ポータルサイトで公開され

ています。この報告書は広く参照されており、

年度

末までの「京」を含む全

利用報告書(京調整高度化

枠を除く)

のダウンロード数は

万件を超え、

ダウンロー

ド 情報を 分析す ると産 業界 におい て広く 興味を 持た れて

いることがわかりました。

また、

これらの成果をわかりやすく発信するために昨年に引き続き、

季刊誌

「京算百景」

号~

号、成果事例集Ⅲ、成果事例集Ⅱ英語版を発行しました。

研究者や専門家間での情報共有を進めるために

月には第

回研究成果報告会

を開催し、

名を超える出席者による講演やポスター発表が盛況裏に行われました。

報告

会では、

欧州

博士に欧州におけるスパコン利用の現状について御講

演いただくとともに、シンガポールにおける計算科学の振興について、シンガポール科学

技術庁(

)の

教授に御講演をいただきました。

このように「京」を利用した研究成果については、アカデミアや企業の研究者、専門家

間での共有を進めるとともに、幅広く一般にわかりやすい広報を進めています。

さて、

業務の進め方について、予期しない事柄の見落としを引き起こす「見えては

いる、しかし脳は認識しない」という事象を起こさないよう、自己点検を強化するととも

に皆様方のご指導を仰いで参りました。登録施設利用促進機関として

年の経験が我々の

脳の認識力を向上させてきたでしょうか?

利用者の募集から選定、支援のプロセスにつ

いては毎年、選定委員会や課題審査委員会をはじめとする関係者のご指導をいただき、改

善、改良を図ってきたところです。

年末には利用者へのアンケートを実施し、皆様から忌憚のない貴重なご意見をいた

だきました。これらのご意見を踏まえ、登録機関の業務をさらに的確かつ効率的に実施す

ることによって、今後の研究活動の推進と成果の創出に一層の貢献を果たしてして行きた

いと考えております。

皆様方には引き続き、温かいご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

28

40

46

38

53

53

65

66

66

68

72

72

73

77

81

87

89

94

94

98

100

101

108

109

ポスト「京」研究開発枠(萌芽的課題)

ポスト「京」研究開発枠(重点課題)

巻 頭 言

一般財団法人高度情報科学技術研究機構

理事長

昌弘

「京」の共用が開始さ れて

5

年。

RIST

は 「京」の一般利用枠

である全計算資源の

45

%につ いて 、利用課題の選定を行いま

した 。

2016

年度からは 年

2

回の募集とし、通年の課題 は

45

件、

半年の課題は

22

件選定いたしま した 。ま た、

22

課題の利用者

支援を行って いま す。

「京」を利用した 研究成果は 着実に積み上 がって いま す。成

果発表 デー タベ ー スに 登録さ れ た「京 」 につ いて の研 究成果

2016

年度末で通算

5,531

件に達し、こ のうち 査読付き論文

数は

773

件とな って いま す。

提 出 を 義 務 づ けら れて い る 利 用 報 告書 は

161

件 全 て が

HPCI

ポータルサイトで公開さ れて いま す。こ の報告書は 広く参

照さ れて おり、

2016

年度末ま での「京」を含む全

HPCI

利用報告書のダウンロード数は

4

万件近く、

特に産業界において 広く興味を持たれて いるこ とがわかりま した。

専門家間の情報共有を進めるために、

2016

10

月には 第

3

回研究成果報告会を開催し、

272

名の出席 者に よる講演 やポ スター 発表が 盛況裏 に行 われま した。 報告会 では 、欧州

PRACE

Sergio Bernardi

博士とシ ンガポール科学技術庁(

A*STAR

)の

Tan Tin Wee

ディレクターに御講演

い た だ き ま した 。 ま た 、 国 際 交 流 の 推進 と して 、

NSCC

( シ ン ガ ポー ル 国 立 スパ コ ン セ ン タ ー) と

MOU

を締結し、

NSCC-RIST

間の情報交換会を日本とシ ンガポールで

2

回開催しま した 。

こ のよう に 「京 」を 利用 した研 究成 果 につ いて は 、 専門 家間 で の共 有を 進 める ととも に 、一 般 の

方々にも わかりやすくお伝え できるよう 努力して いま す。昨年に引き続き、季刊誌「京算百景」第

14

号~

17

号、成果事例集Ⅳ、成果事例集Ⅲ英語版を発行しま した。

さ て 、

RIST

業務である利用者の募集から選定、支援のプロセスにつ いて は 毎年、選定委員会や

課題審査委員会をは じめとする関係者のご指導をいただき、改善、改良を図ってきま した 。

2016

には 登録機関として 国の中間検証を受け、こ れま での業務の進め方につ いて 高い評価を受ける一

方、新規利用者の拡大等、さ らな る努力の方向が指摘さ れま した 。

2016

年度をも って

RIST

は 登録機関の任期を全うしま した。こ の間、理化学研究所計算科学研

究機構をは じめ、多くの皆様にご支援を賜りま したこ と、厚く御礼申し上げま す。

RIST

は 引き続き、

2017

4

月から

5

年間、登録機関として の役割を担って 参りま す。中間検証

の指摘 事項を踏ま え 、関係 機関と緊 密に 連携しつ つ新たな 気 持ち で業 務に邁 進す る所存 です。

(4)

巻頭言

一般財団法人高度情報科学技術研究機構

理事長

昌弘

「京」

の共用が開始されてから

年、

研究成果が続々と

生み出されています。

成果発表データベースに登録された

「京」についての研究成果は

年度末で約

件に

達し、

このうち査読付き論文数は約

件となっています。

利用終了後

日以内に提出を義務づけられている利用

報告書は

件全てが

ポータルサイトで公開され

ています。この報告書は広く参照されており、

年度

末までの「京」を含む全

利用報告書(京調整高度化

枠を除く)

のダウンロード数は

万件を超え、

ダウンロー

ド 情報を 分析す ると産 業界 におい て広く 興味を 持た れて

いることがわかりました。

また、

これらの成果をわかりやすく発信するために昨年に引き続き、

季刊誌

「京算百景」

号~

号、成果事例集Ⅲ、成果事例集Ⅱ英語版を発行しました。

研究者や専門家間での情報共有を進めるために

月には第

回研究成果報告会

を開催し、

名を超える出席者による講演やポスター発表が盛況裏に行われました。

報告

会では、

欧州

博士に欧州におけるスパコン利用の現状について御講

演いただくとともに、シンガポールにおける計算科学の振興について、シンガポール科学

技術庁(

)の

教授に御講演をいただきました。

このように「京」を利用した研究成果については、アカデミアや企業の研究者、専門家

間での共有を進めるとともに、幅広く一般にわかりやすい広報を進めています。

さて、

業務の進め方について、予期しない事柄の見落としを引き起こす「見えては

いる、しかし脳は認識しない」という事象を起こさないよう、自己点検を強化するととも

に皆様方のご指導を仰いで参りました。登録施設利用促進機関として

年の経験が我々の

脳の認識力を向上させてきたでしょうか?

利用者の募集から選定、支援のプロセスにつ

いては毎年、選定委員会や課題審査委員会をはじめとする関係者のご指導をいただき、改

善、改良を図ってきたところです。

年末には利用者へのアンケートを実施し、皆様から忌憚のない貴重なご意見をいた

だきました。これらのご意見を踏まえ、登録機関の業務をさらに的確かつ効率的に実施す

ることによって、今後の研究活動の推進と成果の創出に一層の貢献を果たしてして行きた

いと考えております。

皆様方には引き続き、温かいご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

28

40

46

38

53

53

65

66

66

68

72

72

73

77

81

87

89

94

94

98

100

101

108

109

ポスト「京」研究開発枠(萌芽的課題)

ポスト「京」研究開発枠(重点課題)

巻 頭 言

一般財団法人高度情報科学技術研究機構

理事長

昌弘

「京」の共用が開始さ れて

年。

は 「京」の一般利用枠

である全計算資源の

%につ いて 、利用課題の選定を行いま

した 。

年度からは 年

回の募集とし、通年の課題 は

件、

半年の課題は

件選定いたしま した 。ま た、

課題の利用者

支援を行って いま す。

「京」を利用した 研究成果は 着実に積み上 がって いま す。成

果発表 デー タベ ー スに 登録さ れ た「京 」 につ いて の研 究成果

年度末で通算

件に達し、こ のうち 査読付き論文

数は

件とな って いま す。

提 出 を 義 務 づ けら れて い る 利 用 報 告書 は

件 全 て が

ポータルサイトで公開さ れて いま す。こ の報告書は 広く参

照さ れて おり、

年度末ま での「京」を含む全

利用報告書のダウンロード数は

万件近く、

特に産業界において 広く興味を持たれて いるこ とがわかりま した。

専門家間の情報共有を進めるために、

月には 第

回研究成果報告会を開催し、

名の出席 者に よる講演 やポ スター 発表が 盛況裏 に行 われま した。 報告会 では 、欧州

博士とシ ンガポール科学技術庁(

)の

ディレクターに御講演

い た だ き ま した 。 ま た 、 国 際 交 流 の 推進 と して 、

( シ ン ガ ポー ル 国 立 スパ コ ン セ ン タ ー) と

を締結し、

間の情報交換会を日本とシ ンガポールで

回開催しま した 。

こ のよう に 「京 」を 利用 した研 究成 果 につ いて は 、 専門 家間 で の共 有を 進 める ととも に 、一 般 の

方々にも わかりやすくお伝え できるよう 努力して いま す。昨年に引き続き、季刊誌「京算百景」第

号~

号、成果事例集Ⅳ、成果事例集Ⅲ英語版を発行しま した。

さ て 、

業務である利用者の募集から選定、支援のプロセスにつ いて は 毎年、選定委員会や

課題審査委員会をは じめとする関係者のご指導をいただき、改善、改良を図ってきま した 。

には 登録機関として 国の中間検証を受け、こ れま での業務の進め方につ いて 高い評価を受ける一

方、新規利用者の拡大等、さ らな る努力の方向が指摘さ れま した 。

年度をも って

は 登録機関の任期を全うしま した。こ の間、理化学研究所計算科学研

究機構をは じめ、多くの皆様にご支援を賜りま したこ と、厚く御礼申し上げま す。

は 引き続き、

月から

年間、登録機関として の役割を担って 参りま す。中間検証

の指摘 事項を踏ま え 、関係 機関と緊 密に 連携しつ つ新たな 気 持ち で業 務に邁 進す る所存 です。

(5)

全体概要

全 体 概 要

はじめに

スーパーコンピュータ「京」は、

日の共用開始以来、順調に稼働し、毎年

度の利用研究課題に供されている。ここでは、

年度(

月~

月)の年報の

全体概要として、各章の記載内容を以下に要約する。

1.

「京」の共用

「京」は「特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律(

月施行)」(以下、共用

法 )に 基 づ く 共 用 施 設 で あ り 、 「京 」の 共 用 に あ た っ て は 、 国 の 基 本 方 針 の 下 、 「京 」の 設 置 者 ・運

用 実 施 主 体 で あ る 国 立 研 究 開 発 法 人 理 化 学 研 究 所 計 算 科 学 研 究 機 構 (以 下 、

) 、 及 び 登

録施設利用促進機関(以下、登録機関)である一般財団法人高度情報科学技術研究機構(以下、

)が連携・協力して業務を実施している。

(1)

の組織

は、研究部門、運用技術部門及び事務部門を構成部門として、

月に発足した。

月 に 事 務 部 門 を 計 算 科 学 研 究 推 進 室 と 神 戸 事 業 所 研 究 支 援 部 に 再 編 し た 。 ま た 、

月 か らフラッグシップ

プ ロジェクト(旧 称 :エ クサ スケー ル コンピュー ティング開 発 プ

ロジェクト)、

月 か らフラッグシップ

プ ロジェクト企 画 調 整 室 を設 置 してい る。

(2)

の組織

神戸センターは、

月に発足した。

年度には、広報部が新設された。

2.

「京」の運用

(1)稼働状況

年度の「京」の稼働状況は非常に安定しており、障害等による停止時間は

日であった。

発生した障害については ファイルシステムに関する障害が多く、特にローカルファイルシステムが

高 負 荷 状 態 に な り シ ス テ ム ダ ウ ン に い た る と い う 障 害 が 多 く 発 生 し た が 、 全 体 的 に は 安 定 的 に 稼

働した。現在、本障害への対応策を検討している。

「京」に投入されたジョブの要求資源量は、常に提供可能な資源量を超えていた。

年度は

例年と比べて上期前半の利用率が高かった。また、ジョブの待ち時間も

年度と比べて大きく

改善された。

(2)施設管理

(6)

全体概要

-1

全 体 概 要

はじめに

スーパーコンピュータ「京」は、

2012

9

28

日の共用開始以来、順調に稼働し、毎年

150

度の利用研究課題に供されている。ここでは、

2016

年度(

2016

4

月~

2017

3

月)の年報の

全体概要として、各章の記載内容を以下に要約する。

1.

「京」の共用

「京」は「特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律(

2006

7

月施行)」(以下、共用

法 )に 基 づ く 共 用 施 設 で あ り 、 「京 」の 共 用 に あ た っ て は 、 国 の 基 本 方 針 の 下 、 「京 」の 設 置 者 ・運

用 実 施 主 体 で あ る 国 立 研 究 開 発 法 人 理 化 学 研 究 所 計 算 科 学 研 究 機 構 (以 下 、

AICS

) 、 及 び 登

録施設利用促進機関(以下、登録機関)である一般財団法人高度情報科学技術研究機構(以下、

RIST

)が連携・協力して業務を実施している。

(1)

AICS

の組織

AICS

は、研究部門、運用技術部門及び事務部門を構成部門として、

2010

7

月に発足した。

2016

4

月 に 事 務 部 門 を 計 算 科 学 研 究 推 進 室 と 神 戸 事 業 所 研 究 支 援 部 に 再 編 し た 。 ま た 、

2014

4

月 か らフラッグシップ

2020

プ ロジェクト(旧 称 :エ クサ スケー ル コンピュー ティング開 発 プ

ロジェクト)、

2016

1

月 か らフラッグシップ

2020

プ ロジェクト企 画 調 整 室 を設 置 してい る。

(2)

RIST

の組織

RIST

神戸センターは、

2012

4

月に発足した。

2016

年度には、広報部が新設された。

2.

「京」の運用

(1)稼働状況

2016

年度の「京」の稼働状況は非常に安定しており、障害等による停止時間は

4.6

日であった。

発生した障害については ファイルシステムに関する障害が多く、特にローカルファイルシステムが

高 負 荷 状 態 に な り シ ス テ ム ダ ウ ン に い た る と い う 障 害 が 多 く 発 生 し た が 、 全 体 的 に は 安 定 的 に 稼

働した。現在、本障害への対応策を検討している。

「京」に投入されたジョブの要求資源量は、常に提供可能な資源量を超えていた。

2016

年度は

例年と比べて上期前半の利用率が高かった。また、ジョブの待ち時間も

2015

年度と比べて大きく

改善された。

(2)施設管理

(7)

全体概要

-2

3. 「京」の共用の促進

(1)

利用者選定

2017

年度は、

2017

4

月から課題を実施する

A

期課題に加え、第

2

回目として

2017

10

月から実施する

B

期課題を試行することとした。選定委員会及び利用研究課題審査委員会を開

催し、以下の利用者選定を実施した。

1)

2017

年度

A

期の「京」一般利用研究課題の募集について、

92

件の応募課題から

45

課題を

選定した。半年課題では、

22

件を選定した。

2)

2016

年度に行った随時募集課題のうち、一般課題(トライアル・ユース)は

3

件、一般課題

(競争的資金等獲得課題)は

6

件、産業利用課題(トライアル・ユース)は

11

件、産業利用課

題(個別利用)は

15

件の応募があり、すべて選定した。産業利用課題(

ASP

事業実証利用)

については

2015

年度に続き、

2016

年度の応募はなかった。

3)国から提案されたポスト「京」研究開発枠について、

2017

年度の重点課題

34

課題を選定し

た。萌芽的課題について、

2016

年度(

8

月利用開始)に

22

課題、

2017

年度に

26

課題を選

定した。

4)

2016

年度成果創出・加速枠課題について、

6

件の応募課題から

3

課題を選定した。

5)文部科学省が決定する重点化促進課題について、

2016

年度の利用はなかった。

(2)利用支援

1)利用支援のための一元的窓口として設置したヘルプデスクを活用し、利用者にワンストップ・

サービスを提供するとともに、利用者の意見を運営に適宜反映した。

2 ) 「 京 」 の 利 用 を 促 進 す る た め 、 「 京 」 へ の プ ロ グ ラ ム 移 植 等 の 調 整 支 援 、 プ ロ グ ラ ム 性 能 の 分

析評価・パイプライン等の最適化促進等の高度化支援を、

22

課題(うち産業利用

11

課題)に

ついて実施した。

3)「京」の利用技術の習得等を目的とし、延べ

44

回の講習会・セミナーを開催した(主催

15

回、

共催

29

回)。

(3)産業利用促進

1)延べ

58

件の応募前利用相談、

9

社(

11

課題)に対する高度化支援を実施した。

2)産業利用普及・利用促進活動として、シンポジウム・報告会・ワークショップの主催を

7

回、国

内外の展示会などへの出展やポスター展示を

7

回、利用相談会を

5

回実施した。

3)アクセスポイント東京の個室利用については、効率的な利用を促進するため、

2016

10

1

日以降の利用を有償化した。

(4)利用研究成果の報告・公開

「京」及びその他の

HPCI

計算資源によって創出された成果の公開情報を一元的にまとめたデ

ータベース(

HPCI

成果発表データベース)に登録された成果発表件数は、「京」一般利用枠では

通算

1,347

件(うち査読付き論文数は

264

)、戦略プログラムでは通算

3,208

件(うち査読付き論文

数は

387

)、ポスト「京」研究開発枠重点課題では通算

575

件(うち査読付き論文数は

86

)、京調整

高度化枠では通算

346

件(うち査読付き論文数は

44

)に達した。

また、

2015

年度に終了した第

3

期の「京」一般利用枠課題を含む全

161

課題の利用報告書

[「京」一般利用

78

件(産業利用トライアル・ユース課題

6

件、「京」一般利用トライアル・ユース課

2

件を含む)、重点的利用枠

60

件、京調整高度化枠課題

23

件]を公開した。

全体概要

4. 「京」の共用のための研究活動

京調整高度化枠において、「京」の安定運転のためのシステム調整、ユーザ利用支援のための

研究開発等、幅広い分野のユーザの利用に資する高度化研究として、

課題(

課題、

課題)の研究を実施した。

は登録機関として、共用法第

条に基づき、「京」の利用促進の方策検討及び利用者支援

業 務 を 行 う 者 の 資 質 向 上 の た め に 、

課 題 の 調 査 研 究 を 実 施 し た 。

5. 研究会等

及び

は、「京」に関する研究成果の公表・普及、研究交流等を目的とし、以下の合計

件のシンポジウム・会議・報告会を主催した。

(1)第

大型実験施設とスーパーコンピュータとの連携利用シンポジウム

最先端電池

材料

-(参加者

名)

(2)京×産業シンポジウム

~つながりが未来をひらく~(参加者

名)

(3)第

「京」を中核とする

システム利用研究課題

成果報告会(参加者

名)

(4)第

国際シンポジウム(参加者

名)

(5)見える化シンポジウム

~シミュレーションの価値~(参加者

名)

また、より小規模(参加者

名程度以下)で限定的な目的を持つ研究会・ワークショップを、

合計

件開催した。

6.

広報活動

一 般 市 民 に加 えて、「京 」の将 来 の 利 用 者(企 業 関 係 者 、青 少 年 等 )や 、マスメデ ィア、政 治 家 、

国・地方自治体関係者等の理解を得るため、

は連携して広報活動を行った。

マスメディアを通じた情報発信としては、プレスリリース

件(うち、「京」の利用者募集・選定に

関して

件、成果や受賞に関して

件)等を行った。新聞・雑誌・テレビ等への掲載数は

件以

上であった。

成 果 の 公 表 ・ 普 及 、 情 報 発 信 等 を 行 う た め 、 公 式 ウ ェ ブ サ イ ト 及 び

の 管 理 ・ 運 営

)、

ポ ー タ ル サ イ トの 管 理 ・運 営 (

)を 行 っ た 。 制 作 物 とし て は 、 各 種 パ ン フ レ ッ ト

の作成、広報誌「計算科学の世界」(計

号)、「京算百景」(計

号)及び成果事例集Ⅳ・英語版

成果事例集Ⅲの発行を行うとともに、「京」を用いた研究成果の動画

本の制作を行った。

イ ベ ン トとし て は 、国 際 会 議 (

・ド イ ツ 、

・ア メリカ 合 衆 国 )等 で の 展 示 を 行 っ た 。 加 え

て、「スーパーコンピュータ『京』を知る集い」を宮崎、岡山、宇都宮で開催し、

も出展

した一般公開(

日神戸地区)では、

施設に

名の来場者を迎えた。また、

は理化学研究所の他事業所で行われた一般公開で、ブース展示やポスター展示を行った(和光、

播磨、仙台、横浜、大阪)。さらに、出前授業(計

回)に対応した。

以 上 に 加 え て 、 「 京 」 の 見 学 ・ 視 察 で は 、 研 究 機 関 、 企 業 、 学 校 、 政 界 、 国 ・ 地 方 自 治 体 関 係

者 な ど 、合計

名に対応した。

参考資料

(8)

全体概要

3. 「京」の共用の促進

(1)

利用者選定

年度は、

月から課題を実施する

期課題に加え、第

回目として

月から実施する

期課題を試行することとした。選定委員会及び利用研究課題審査委員会を開

催し、以下の利用者選定を実施した。

1)

年度

期の「京」一般利用研究課題の募集について、

件の応募課題から

課題を

選定した。半年課題では、

件を選定した。

2)

年度に行った随時募集課題のうち、一般課題(トライアル・ユース)は

件、一般課題

(競争的資金等獲得課題)は

件、産業利用課題(トライアル・ユース)は

件、産業利用課

題(個別利用)は

件の応募があり、すべて選定した。産業利用課題(

事業実証利用)

については

年度に続き、

年度の応募はなかった。

3)国から提案されたポスト「京」研究開発枠について、

年度の重点課題

課題を選定し

た。萌芽的課題について、

年度(

月利用開始)に

課題、

年度に

課題を選

定した。

4)

年度成果創出・加速枠課題について、

件の応募課題から

課題を選定した。

5)文部科学省が決定する重点化促進課題について、

年度の利用はなかった。

(2)利用支援

1)利用支援のための一元的窓口として設置したヘルプデスクを活用し、利用者にワンストップ・

サービスを提供するとともに、利用者の意見を運営に適宜反映した。

2 ) 「 京 」 の 利 用 を 促 進 す る た め 、 「 京 」 へ の プ ロ グ ラ ム 移 植 等 の 調 整 支 援 、 プ ロ グ ラ ム 性 能 の 分

析評価・パイプライン等の最適化促進等の高度化支援を、

課題(うち産業利用

課題)に

ついて実施した。

3)「京」の利用技術の習得等を目的とし、延べ

回の講習会・セミナーを開催した(主催

回、

共催

回)。

(3)産業利用促進

1)延べ

件の応募前利用相談、

社(

課題)に対する高度化支援を実施した。

2)産業利用普及・利用促進活動として、シンポジウム・報告会・ワークショップの主催を

回、国

内外の展示会などへの出展やポスター展示を

回、利用相談会を

回実施した。

3)アクセスポイント東京の個室利用については、効率的な利用を促進するため、

日以降の利用を有償化した。

(4)利用研究成果の報告・公開

「京」及びその他の

計算資源によって創出された成果の公開情報を一元的にまとめたデ

ータベース(

成果発表データベース)に登録された成果発表件数は、「京」一般利用枠では

通算

件(うち査読付き論文数は

)、戦略プログラムでは通算

件(うち査読付き論文

数は

)、ポスト「京」研究開発枠重点課題では通算

件(うち査読付き論文数は

)、京調整

高度化枠では通算

件(うち査読付き論文数は

)に達した。

また、

年度に終了した第

期の「京」一般利用枠課題を含む全

課題の利用報告書

[「京」一般利用

件(産業利用トライアル・ユース課題

件、「京」一般利用トライアル・ユース課

件を含む)、重点的利用枠

件、京調整高度化枠課題

件]を公開した。

全体概要

-3

4. 「京」の共用のための研究活動

京調整高度化枠において、「京」の安定運転のためのシステム調整、ユーザ利用支援のための

研究開発等、幅広い分野のユーザの利用に資する高度化研究として、

23

課題(

AICS 22

課題、

RIST 1

課題)の研究を実施した。

RIST

は登録機関として、共用法第

12

条に基づき、「京」の利用促進の方策検討及び利用者支援

業 務 を 行 う 者 の 資 質 向 上 の た め に 、

1

課 題 の 調 査 研 究 を 実 施 し た 。

5. 研究会等

AICS

及び

RIST

は、「京」に関する研究成果の公表・普及、研究交流等を目的とし、以下の合計

5

件のシンポジウム・会議・報告会を主催した。

(1)第

3

大型実験施設とスーパーコンピュータとの連携利用シンポジウム

最先端電池

材料

-(参加者

135

名)

(2)京×産業シンポジウム

~つながりが未来をひらく~(参加者

150

名)

(3)第

3

「京」を中核とする

HPCI

システム利用研究課題

成果報告会(参加者

272

名)

(4)第

7

AICS

国際シンポジウム(参加者

173

名)

(5)見える化シンポジウム

2017

~シミュレーションの価値~(参加者

123

名)

また、より小規模(参加者

100

名程度以下)で限定的な目的を持つ研究会・ワークショップを、

合計

16

件開催した。

6.

広報活動

一 般 市 民 に加 えて、「京 」の将 来 の 利 用 者(企 業 関 係 者 、青 少 年 等 )や 、マスメデ ィア、政 治 家 、

国・地方自治体関係者等の理解を得るため、

AICS

RIST

は連携して広報活動を行った。

マスメディアを通じた情報発信としては、プレスリリース

22

件(うち、「京」の利用者募集・選定に

関して

4

件、成果や受賞に関して

9

件)等を行った。新聞・雑誌・テレビ等への掲載数は

500

件以

上であった。

成 果 の 公 表 ・ 普 及 、 情 報 発 信 等 を 行 う た め 、 公 式 ウ ェ ブ サ イ ト 及 び

Facebook

の 管 理 ・ 運 営

AICS

)、

HPCI

ポ ー タ ル サ イ トの 管 理 ・運 営 (

RIST

)を 行 っ た 。 制 作 物 とし て は 、 各 種 パ ン フ レ ッ ト

の作成、広報誌「計算科学の世界」(計

2

号)、「京算百景」(計

4

号)及び成果事例集Ⅳ・英語版

成果事例集Ⅲの発行を行うとともに、「京」を用いた研究成果の動画

1

本の制作を行った。

イ ベ ン トとし て は 、国 際 会 議 (

ISC’16

・ド イ ツ 、

SC16

・ア メリカ 合 衆 国 )等 で の 展 示 を 行 っ た 。 加 え

て、「スーパーコンピュータ『京』を知る集い」を宮崎、岡山、宇都宮で開催し、

AICS

RIST

も出展

した一般公開(

11

5

日神戸地区)では、

AICS

施設に

2,254

名の来場者を迎えた。また、

AICS

は理化学研究所の他事業所で行われた一般公開で、ブース展示やポスター展示を行った(和光、

播磨、仙台、横浜、大阪)。さらに、出前授業(計

3

回)に対応した。

以 上 に 加 え て 、 「 京 」 の 見 学 ・ 視 察 で は 、 研 究 機 関 、 企 業 、 学 校 、 政 界 、 国 ・ 地 方 自 治 体 関 係

者 な ど 、合計

12,322

名に対応した。

参考資料

(9)

- 1 -

「京」の共用について

1-1

共用の枠組み

月より共用を開始したスーパーコンピュータ「京」(以

下、「京」)は共用開始から

年半が経ち、科学技術の広範な分

野で基礎研究から産業利用まで幅広く活用され、既に様々な成

果を創出している。

「京」は「特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律

月施行)」(以下、共用法)に基づく共用施設であり、

「京」の共用にあたっては、国の基本方針の下、「京」の設置者・

運用実施主体である国立研究開発法人理化学研究所計算科学

研究機構(

以下、

)及び登録施設利用促進機関である一般財団法人高度情

報 科学 技術 研究機 構(

以下、

)は連携・協力して業務を実

施している。また、業務の実施においては、計算科学技術に関

わるユーザによって形成された一般社団法人

コンソーシ

アムをはじめとする関係機関とも協力している。この枠組の中で、

は「京」の運用及び高度化等を担う。一方、

は「京」の

利用者選定業務及び利用支援業務を担い、利用者に対する一

元的窓口業務としてのヘルプデスクによる利用相談やプログラ

ム高度化支援などを実施している。

(10)

- 1 -

「京」の共用について

1-1

共用の枠組み

2012

9

月より共用を開始したスーパーコンピュータ「京」(以

下、「京」)は共用開始から

4

年半が経ち、科学技術の広範な分

野で基礎研究から産業利用まで幅広く活用され、既に様々な成

果を創出している。

「京」は「特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律

2006

7

月施行)」(以下、共用法)に基づく共用施設であり、

「京」の共用にあたっては、国の基本方針の下、「京」の設置者・

運用実施主体である国立研究開発法人理化学研究所計算科学

研究機構(

Advanced Institute for Computational Science

以下、

AICS

)及び登録施設利用促進機関である一般財団法人高度情

報 科学 技術 研究機 構(

Research Organization for Information

Science and Technology

以下、

RIST

)は連携・協力して業務を実

施している。また、業務の実施においては、計算科学技術に関

わるユーザによって形成された一般社団法人

HPCI

コンソーシ

アムをはじめとする関係機関とも協力している。この枠組の中で、

AICS

は「京」の運用及び高度化等を担う。一方、

RIST

は「京」の

利用者選定業務及び利用支援業務を担い、利用者に対する一

元的窓口業務としてのヘルプデスクによる利用相談やプログラ

ム高度化支援などを実施している。

(11)

2

1-2

理化学

#

計算科学

#%

AICS

はコンピュータ・シミュレーションにより、科学的に未来を

見通す「予測の科学」の確立を目指し

2010

7

月に発足した。

そのため、

AICS

は「京」の運用を行い、利用者視点に立ったユ

ーザにとって使いやすい計算環境を提供するとともに、計算科

学及び計算機科学の先導的研究開発を推進し、計算科学技術

(High Performance Computing

以下、

HPC

)の国際的な研究教育

拠点の構築を目指している。

1-2-1

計算科学

0'

概要

1.計算科学

0'

組織

「最先端・高性能汎用スーパーコンピュータの開発利用」プロ

ジェクトは

2009

年度より「京」を中核とし、多様なユーザニーズに

応える革新的な計算環境インフラ(

HPCI

)を構築し、その利用を

推進するプロジェクトとなった。

AICS

HPCI

の中核として、我が

国全体の計算科学技術の発展に中心的な役割を担っており、以

下をミッションとしている。

・共用法に基づく、利用者視点に立った共用施設としての「京」の

運用

・計算機科学と計算科学の連携・融合により先進の科学的成果と

技術的ブレークスルーを生み出す国際的な研究拠点の形成

・ポスト「京」の開発、我が国の計算科学技術の在り方、将来構想

の策定

これらの任務を実現するため、

AICS

は以下の部門により構成

している。図

2

に、

2016

年度末における

AICS

の組織について

示す。

○研究部門:計算科学の共通基盤的研究、分野融合研究を進め

るとともに、将来重要となる領域の開拓を行い、

「京」を核として我が国の計算科学を先導する。戦

略機関等とも密な連携を取り、優れた成果の創出

を目指す。

○運用技術部門:「京」を中心とする

AICS

の計算機システムの

運用や、空調、電源、冷却施設等の維持管理・運

転、システム高度化等の実施

○フラッグシップ

2020

プロジェクト:ポスト「京」の開発を実施

また、

AICS

をサポートする事務担当として、理化学研究所内

に計算科学研究推進室及びフラッグシップ

2020

プロジェクト企

画調整室、神戸事業所内に研究支援部が設置されている。

2.計算科学

0'

予算

2016

年度には「京」の運用に必要な経費として総額

102.6

億円

AICS

に措置された。このうち、建屋や計算機システムの保守

費、光熱水費、通信ネットワーク等の経費として

91.9

億円が措置

された。

アーキテクチャ開発チーム フラッグシップ2020プロジェクト

アプリケーション開発チーム

コデザイン推進チーム 複合系気候科学研究チーム

複雑現象統一的解法研究チーム プログラム構成モデル研究チーム

可視化技術研究チーム システムソフトウェア研究チーム

プログラミング環境研究チーム

研     究     部     門

プロセッサ研究チーム 大規模並列数値計算技術研究チーム

利用高度化研究チーム

連続系場の理論研究チーム 離散事象シミュレーション研究チーム

量子系分子科学研究チーム 量子系物質科学研究チーム

施設運転技術チーム

「京」運用に必要な施設及び設備の運転・維持管理、電力等のエネルギー需給に関す る集積の他、施設設備の高度化に関する研究開発

システム運転技術チーム

「京」の運転・維持管理、機構ネットワークの管理、情報セキュリティ管理に関する関連 業務を行う他、「京」運用に関する技術の高度化に関する研究開発

運用技術部門

ソフトウェア技術チーム

「京」に関するソフトウェア技術の高度化に関する研究開発に加え、システムソフトウェア の改良、応用ソフトウェアに関する調整支援の関連業務

HPCIシステム技術チーム

HPCI共用システム全体の運用における技術的検討及びシステム構成機関間の調整を 行う他、機構がもつHPCIシステムの運用・管理に関する関連業務

データ同化研究チーム 

総合防災・減災研究ユニット 計算構造生物学研究ユニット

システムソフトウェア開発チーム 粒子系生物物理研究チーム

粒子系シミュレータ研究チーム 機構長

副機構長

統括役

コーディネーター

(12)

2

1-2

理化学

計算科学

はコンピュータ・シミュレーションにより、科学的に未来を

見通す「予測の科学」の確立を目指し

月に発足した。

そのため、

は「京」の運用を行い、利用者視点に立ったユ

ーザにとって使いやすい計算環境を提供するとともに、計算科

学及び計算機科学の先導的研究開発を推進し、計算科学技術

以下、

)の国際的な研究教育

拠点の構築を目指している。

1-2-1

計算科学

概要

1.計算科学

組織

「最先端・高性能汎用スーパーコンピュータの開発利用」プロ

ジェクトは

年度より「京」を中核とし、多様なユーザニーズに

応える革新的な計算環境インフラ(

)を構築し、その利用を

推進するプロジェクトとなった。

の中核として、我が

国全体の計算科学技術の発展に中心的な役割を担っており、以

下をミッションとしている。

・共用法に基づく、利用者視点に立った共用施設としての「京」の

運用

・計算機科学と計算科学の連携・融合により先進の科学的成果と

技術的ブレークスルーを生み出す国際的な研究拠点の形成

・ポスト「京」の開発、我が国の計算科学技術の在り方、将来構想

の策定

これらの任務を実現するため、

は以下の部門により構成

している。図

に、

年度末における

の組織について

示す。

○研究部門:計算科学の共通基盤的研究、分野融合研究を進め

るとともに、将来重要となる領域の開拓を行い、

「京」を核として我が国の計算科学を先導する。戦

略機関等とも密な連携を取り、優れた成果の創出

を目指す。

○運用技術部門:「京」を中心とする

の計算機システムの

運用や、空調、電源、冷却施設等の維持管理・運

転、システム高度化等の実施

○フラッグシップ

プロジェクト:ポスト「京」の開発を実施

また、

をサポートする事務担当として、理化学研究所内

に計算科学研究推進室及びフラッグシップ

プロジェクト企

画調整室、神戸事業所内に研究支援部が設置されている。

2.計算科学

予算

年度には「京」の運用に必要な経費として総額

億円

に措置された。このうち、建屋や計算機システムの保守

費、光熱水費、通信ネットワーク等の経費として

億円が措置

された。

アーキテクチャ開発チーム フラッグシップ2020プロジェクト

アプリケーション開発チーム

コデザイン推進チーム 複合系気候科学研究チーム

複雑現象統一的解法研究チーム プログラム構成モデル研究チーム

可視化技術研究チーム システムソフトウェア研究チーム

プログラミング環境研究チーム

研     究     部     門

プロセッサ研究チーム 大規模並列数値計算技術研究チーム

利用高度化研究チーム 連続系場の理論研究チーム 離散事象シミュレーション研究チーム

量子系分子科学研究チーム 量子系物質科学研究チーム

施設運転技術チーム

「京」運用に必要な施設及び設備の運転・維持管理、電力等のエネルギー需給に関す る集積の他、施設設備の高度化に関する研究開発

システム運転技術チーム

「京」の運転・維持管理、機構ネットワークの管理、情報セキュリティ管理に関する関連 業務を行う他、「京」運用に関する技術の高度化に関する研究開発

運用技術部門

ソフトウェア技術チーム

「京」に関するソフトウェア技術の高度化に関する研究開発に加え、システムソフトウェア の改良、応用ソフトウェアに関する調整支援の関連業務

HPCIシステム技術チーム

HPCI共用システム全体の運用における技術的検討及びシステム構成機関間の調整を 行う他、機構がもつHPCIシステムの運用・管理に関する関連業務

データ同化研究チーム 

総合防災・減災研究ユニット 計算構造生物学研究ユニット

システムソフトウェア開発チーム 粒子系生物物理研究チーム

粒子系シミュレータ研究チーム 機構長

副機構長

統括役

コーディネーター

(13)

- 4 -

1-2-2

計算科学

活動について

国際協力

連携協力協定等

AICS

では、これまでに表

1

に示す機関と連携協力に関する契

約を締結し、連携活動を行っている。

1

連携協力協定締結先と締結時期

契約締結機関

契約締結時期

Scuola Internazionale Superiore di Studi Avanzati

(SISSA)

2011

5

National

Center for Supercomputing Applications

(NCSA)

2012

10

Australian National University / National

Computational Infrastructure (ANU/NCI)

2012

11

University of Maryland

2013

2

Jülich Supercomputing Center (JSC)

2013

10

Centre National de la Recherche Scientifique

(CNRS)/ Maison de la Simulation (MDLS)

2014

4

Joint Laboratory for

Extreme-Scale Computing

(JLESC)

2015

3

University of Reading

2017

1

Commissariat à l

énergie atomique et aux énergies

alternatives (CEA)

2017

2

2015

年度以前に締結し、

2016

年度時点で有効であった契約

に関しては、これまでと同様に、相手先機関との連携協力を

図った。

また

2016

年度中に、

NCSA

及び

JSC

と契約期間を延長するた

め の 諸手続き を 行っ た 。

2014

年度に 加盟し た

JLESC

は 、

Extreme Scale Computing

の開発を見据えて、各国の関連機関が

相互に連携・協力することにより、一層の研究推進を図ることを目

的 と し た グ ル ー プ で あ り 、 現 在 は

INRIA (France)

The

University of Illinois at Urbana-Champaign

UIUC

) 、

Argonne

National Laboratory

ALCF

) 、

Barcelona Supercomputer Center

BSC

)及び

Jülich Supercomputing Centre

JSC

)で構成される。半

年に一度各機関が持ち回りでワークショップを開催することとな

っており、

2016

年度には

6

月にフランス・リヨンで、

11

月に日本・

神戸(

AICS

)で実施し、共同研究の模索や研究者の人材交流を

行った。(次々回以降は

9

ヶ月に一度の開催予定)今後もこれら

の枠組み等を活用して国際連携を図る予定である。

AICS

国際シン

G

ジウム

計算科学と計算機科学の融合による新しい科学の創造に向け、

国内外の著名な研究者を集め、最先端の研究に関する情報交

換を行うとともに、「京」を用いた国際連携の展開を図ることを目

的として、

2017

2

23

日(木)~

2

24

日(金)に

神戸大学先

端融合研究環統合研究拠点

コンベンションホール

において、

The 7

th

AICS International Symposium

を開催した。国内外から

117

名の参加があった。

国内機関との連携

国内では、

AICS

において東北大学(

2009

4

月締結)、神戸

大学(

2012

5

月締結)、筑波大学(

2017

2

月締結)との包括

協定をそれぞれ締結し、研究にかかる連携活動を行っている。

神戸大学大学院システム情報学研究科とは、この協定に基づ

き共同研究等を行っている。この一環として、可視化技術研究チ

ーム及び大規模並列数値計算技術研究チームが、

AICS

の東隣

に立地する神戸大学統合研究拠点において、共同研究等を積

極的に進めた。

また、

2013

4

月に博士後期課程を設置した兵庫県立大学大

学院シミュレーション学研究科とは、今後の連携に向けた検討を

進めている。

2016

年度は新たに大学等

21

機関と合計

18

件の共同研究契

約を締結しており、積極的に外部機関との共同研究を行ってい

る。

人材育成

神戸大学との連携大学院

理化学研究所と神戸大学との間の連携大学院協定により、

2013

4

月から、

6

名がシステム情報学研究科の客員教員(客員

教授

4

名、客員准教授

2

名)となり、連携講座として神戸大学院生

の人材育成を担っている。

2016

年度は、システム情報学研究科内に博士課程前期課程と

して、大規模シミュレーション総論Ⅰ、Ⅱ(前期

12

回、後期

14

回、

それぞれ

2

単位)を行った。

及び

度まで

及び

との名称で実施

「京」に代表されるスーパーコンピュータを駆使して新しいこと

に挑戦したいと考えている大学院生や若手研究者等の人材育成

を目的として、

日(月)~

日(金)に、

を、

日(月)~

日(水)に、

を実施した。それぞれ

堂及び神戸大学先端融合研究環統合拠点内において講義及び

実習を行い、

においては

名が、

においては

名が参加した。

開催に当たっては、

、東京大学情報基盤センター、神戸

大学計算科学教育センター、兵庫県立大学大学院シミュレーシ

ョン学研究科及び計算科学振興財団との五者で共催し、ポスト

「京」重点

課題実施機関や

後援にて実施した。

年から欧州

及び米国

が開催してきた

における国際的な人材育成を目的としたサマースクールに、

年 度 か ら 主 催 者 と し て 参 加 し て い る

年度から参加)。同スクールは、

年度は

日(日)~

日(金)にスロベニア・

リュブリャナ大学で開催され、日本からは

名の応募があり、選

考の結果、

名が参加した。

ラーニングアーカイブ

年に、

ページ上に計算科学技術分野に係る

ラーニングアーカイブページを開設した。

「計算科学・

計算機

科学についての学習を深めたい」

「スーパーコンピュータに

よる大規模な計算科学を駆使した新しい科学を開拓したい」

と考える学生や研究者をはじめ、計算科学技術分野に興味が

ある一般の方に向けて、

ポスト「京」重点

課題

実施機

関等が行っ

たスクール、シンポジウム等の講義動画や関連資料

を集約しており、現在

を超えるコンテンツを公開している。

異分野間の壁を超えた研究協力を促進し、新しい学問分野の

開拓を目指すため、研究者間の情報交換・相互理解の場を提供

し、研究協力のきっかけを作ることを目的として、

を開

催している。これは

内の研究者等がお互いの研究内容を

わかりやすく紹介するもので、飲み物を飲みながら誰でも気軽

に参加できるものとなっている。

月末までに

回開催、

毎回

名程度が参加し、活発な質疑応答が行われている。

普及促進

ソフトウェアの公

の高度化研究の一環として、「京」向けに最適化または

開発したプログラムを「京」ユーザへ利用者向け公開ソフトとして

提供した。

日までに

件のプログラムを公開して

いる。公開ソフトの一覧は表

の通りである。

利用者向け公

フト一覧

ソフト名称

研究チーム

システムソフトウェア研究チーム

離散事象シミュレーション研究チーム

プログラミング環境研究チーム

大規模並列数値計算技術研究チーム

利用高度化チーム

量子系分子科学研究チーム

量子系物質科学研究チーム

粒子系シミュレータ研究チーム

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